リサイクル可能 環境に優しい【ポリエステルエラストマー】

朝日加工株式会社ではこの度、環境問題を考えて皆様にご提案するのが、新開発【ポリエステルエラストマー】と、これを使った樹脂加工品のご提案です。

従来のアクリル樹脂やポリウレタン樹脂とは異なり、ポリエステル基布にコーティングする事で、ポリエステル100%の樹脂加工となり、マテリアル・リサイクル(※1)が可能となりました。

従来の【ポリエステルエラストマー】による樹脂加工では、他の樹脂に比べて風合いが硬くなるという課題がありました。これに対して弊社開発の新タイプのエラストマーを使う事で、風合いは大きく別けて @柔らかいA普通B硬い の3種類の調整が出来ます。

また、弊社の加工品ではノンハロゲン難燃加工も可能となります。

弊社では、この樹脂販売と加工製品を扱い、ポリエステル100%品に関しては、マテリアルリサイクル(※1)による再利用をお勧め致します。

また、当樹脂は綿織物にコーティングする事で、加工布への分散染料による転写プリントが可能で、従来に比べて数段もプリントの鮮明さ、風合いの柔らかさなども追及できます。

この【ポリエステルエラストマー】に関しては、サンプル樹脂をご提供する事も、生地サンプルをお送りする事も可能です。是非お気軽にお問合せ下さい。

リサイクル循環型ポリエステル樹脂 新開発の【ポリエステル・エラストマー】を使った加工のご案内です。リサイクル循環型ポリエステル製品の為に開発した当樹脂。資源の使い放題より、循環型社会に変えていかなければいけません。
 
※朝日加工株式会社では画像の様な分散染料の転写プリントは出来ません。これは弊社協力工場にてプリントをして頂いた見本となります。弊社は、この【ポリエステルエラストマー】の樹脂販売、及びコーティング加工で、綿に対する分散染料の転写プリントを提案させて頂いております。
 
(※1)マテリアルリサイクルとは。。。
新開発の【ポリエステル・エラストマー】を使った製品は、リサイクル循環型ポリエステル製品の為に開発した樹脂であり、その製品のすべての組成がポリエステル100%である限り、廃棄物を製品の原材料として再利用が可能になります。地球環境保護の為、現在多くの業界でリサイクルしやすい製品作りが求められており、リユースに続きリサイクルの第一段階としてマテリアルリサイクルを考える必要があります。因みに繊維業界では、ウエス(古着などを裁断して、布状にばらし、雑巾や工場の油拭き用布として利用する方法)・反毛(古着などを細かく裁断して、さらに無数の針で引っかいて、布から繊維を綿状にほぐしたもので、フェルトなどに利用)・再溶解(合成繊維100%の場合、加熱して溶かし、プラスチックなどの成型品の原料として再利用)するのが方法です。
ex ケミカルリサイクルとは。。。
廃棄物を化学的に処理して、製品などの化学原料としてリサイクルすることで、廃棄物を燃焼する際に出る熱エネルギーを回収するサーマルリサイクルに対してこう呼ばれています。現在PET樹脂のリサイクルなどの分野で進んでおり、エチレングリコール分解、メタノール分解などの技術が開発されている。一般廃棄物として排出される容器包装のリサイクルシステム構築を目指して1995年に制定された容器包装リサイクル法では、ケミカルリサイクルとして @熱分解油A高炉還元剤としての利用Bコークス炉化学原料C合成ガスを作る という4つの方法が認められています。因みに繊維業界では、合成繊維(ポリマー)を化学的に分解し、原料(モノマー)まで戻すリサイクルの事をいい、ナイロン6やポリエステルでは技術が確立されております。
ex サーマルリサイクルとは。。。
廃棄物を焼却して得られる熱エネルギーを回収すること。発電などに利用します。因みに繊維の場合、製品は金属製のボタンやファスナーなどは取り除き、少し熱を加えて固形化し、石炭の代わりにボイラーの燃料として利用したり、セメント工場などの燃料として利用します。合成繊維100%の場合には、熱を加えて油に戻し、灯油などの代わりに燃料としても利用することができます。
 

最新更新日:平成20年1月11日