対象物質によっては、装置循環水に回収したものを化学的に物質を変えてしまうことで、臭気が低減します（例：アンモニア×希硫酸＝硫安で無臭化）

そこでケスマックと併用で薬注システムを導入することで、タンク内循環水のpH管理を行ったり、消臭剤（共立製薬�叶ｻエポリオン等）との併用で、より高い脱臭効果を得たり、通常浄水でしか使えなかった循環水にスライムコントロール剤を薬注する事で、今まで使えなかった工水や地下水の利用が可能になります

また装置自身でpH管理を行う事で、排水（及び排水処理場）への負担を低減することが行えます

ケスマックだけでは回収出来ない（水への溶解度の問題）アルデヒドや低級脂肪酸など、薬品による脱臭効果も数多くの現場で実証済み。ケスマックの効果でより高い脱臭効果と、薬剤使用の軽減の可能です

加圧浮上により、エマルジョン化された油煙や粉じんなどの回収物質を、より効率良くタンク内で分離し回収したり、ラジカルにより脱臭効果を高めたりします

また本体の洗浄能力もマイクロバブルを利用する事でアップし、通常週一〜最低月一の本体洗浄作業も簡素化し、配管の汚れやつまりも防ぐ事が出来ます

高い酸化還元力により、オゾンが効率良く脱臭効果を発揮します

特に薬剤を使えない企業様・工場、特に食品工場での工場内などではオゾンを使う事で、安全で安心の効果が得られます

ケスマックの循環水をUVランプ槽に循環させる事で、酸化還元により殺菌はもちろんの事脱臭効果も高めます。また、ランプから発生する活性酸素またはフリーラジカル発生効果は確実です

循環水の水質維持能力も向上させる事が出来ます

【処理フロー】１、気液接触率の高い「ケスマック」において臭気成分を水溶（エマルジョン化）→２、水溶（エマルジョン）化した水にUVとオゾンで活性酸素（励起酸素分子と酸素分子）またはOH（フリーラジカル）を生成（UVランプからは殺菌線[紫外線]が発せられています。紫外線[185nm]が空気中の酸素に当たる事でオゾン[O3]が発生します）→３、活性酸素またはＯＨ（フリーラジカル）は水溶している有機物を炭酸ガスと硫酸または硝酸などに酸化分解（２で発生したオゾンを装置内で水中にバブリングさせ、紫外線[254nm]を当て活性酸素またはラジカルを発生させています）→４、多くの水を使用せず、無薬注にて脱臭。循環水に殺菌線を照射しているので、細菌類・ウイルスは繁殖しない。また循環水は腐敗しない

装置で回収した物質をより効率良く回収する装置

通常タンク内に浮遊した物質はオーバーフロー等で排水に流し込みますが、当装置をオーバーフローと排水管の間に挟みこむ事で、配管の閉塞も防げ、排水への負担も軽減できます